EA必須スキル!!FX自動売買の収益を安定化するポートフォリオ運用とは？

FXのEAで自動売買をする際は、「ポートフォリオ運用」をすることが非常に重要です。

ポートフォリオとは、複数のEAを組み合わせて使用することを意味します。

この記事では、ポートフォリオの重要性や作成方法、組み合わせるポイントについて初心者の方でも分かりやすく解説致します。

下記のような問題でお悩みの方はぜひご覧ください！

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FX自動売買のポートフォリオ運用とは？

FX自動売買に本格的に取り組むなら、ポートフォリオ運用が極めて大切です。

FXにおける「ポートフォリオ運用」とは、特徴の異なる自動売買システム（EA）を複数台組み合わせて稼働させることを言います。

EAには様々な種類があり、システムによって

• ロジック
• 通貨ペア
• ポジション保有時間

などが異なります。

それらの特徴を理解し、「EA同士の相関性が低いものを組み合わせる」ことが、ポートフォリオ運用のポイントとなります。

ポートフォリオ運用が重要である理由

FX自動売買におけるポートフォリオ運用の大きな目的は、全体収益を安定させることです。

EAにはそれぞれ特徴があり、単一のEAを運用していると、勝てない相場になった時に大きな損失を生んでしまうリスクがあります。

例えばレンジ相場に強いEAだけを使っている場合、トレンド相場が続いてしまうと連敗することが予想されます。

そこで、トレンド相場に強いEAとレンジ相場に強いEAを組み合わせて稼働することで、相場環境のさまざまな変化に順応できる可能性があります。

運用成績を見れば上手くいっていないストラテジーを切ることもできますので、FXにおいてポートフォリオ運用は基本であると言えます。

初心者でもできる！ポートフォリオの組み方

FX自動売買において、ポートフォリオが大変重要であることは前章の記事でご理解頂けたと思います。

しかし、初心者の方はどのようにポートフォリオを組めば良いかわからないでしょう。

そこで、ポートフォリオを組む際の手順について、初心者の方でも分かるよう解説します。

①バックテストで各EAの特性を理解する

ポートフォリオを組む際の手順１つ目は、バックテストで各EAの特性を理解することです。

バックテストとは、EAを過去のチャートで稼働した場合、どのくらいの収益性があるかを調べるテストの事です。

バックテストを行う際のポイントとして、取引コスト(手数料やスプレッド)も考慮した結果を出す事が重要です。

現状、FX自動売買は裁量取引と比較すると、コストが高い傾向にあります。

取引コストはFX会社により異なりますが、細かい条件を指定する事で、より正確なテスト結果を得る事ができます。

バックテストで成績が良いEAを選べば、今後も同じように良いトレードをしてくれる可能性が高いでしょう。

②QuantAnalyzerで各EAのバランスを確認する

ポートフォリオを組む際の手順２つ目は、QuantAnalyzerで各EAのバランスを確認する事です。

QuantAnalyzerとは、「フォワードテストおよびバックテスト結果の分析」と「EAポートフォリオ構築の検証」を目的として開発されたツールです。

通常、FX自動売買におけるバックテストは、MT4に備わった標準機能を使って行う場合がほとんどです。

しかしQuantAnalyzerを使う事で、複数のEAのトータル損益を一括表示して、それぞれのEAの相関関係を見る事ができます。

曜日ごとの成績・ロングとショートごとの成績など、かなり細やかな情報を手に入れることが可能です。

特徴の異なるFX自動売買システムを組み合わせるポイント

ここまでの解説で、ポートフォリオを組む際に行うステップについてお分かりいただけたと思います。

では、「特徴のことなるFX自動売買システム」を組み合わせるには、どのようなポイントを見ればいいのでしょうか？

注目すべき点として、主に以下のことが挙げられます。

①ロジック

特徴の異なるFX自動売買システムを組み合わせるポイント１つ目は、「ロジック」に注目することです。

自動売買には、次のような種類があります。

それぞれ、レンジ相場で効果を発揮するもの、トレンド相場で効果を発揮するものがあります。

もちろん上記以外にも様々な種類のEAがあります。

異なる種類のロジックを組み合わせてポートフォリオ運用することで、EA同士の相関性を低くすることができます。

②通貨ペア

特徴の異なるFX自動売買システムを組み合わせるポイント２つ目は、「通貨ペア」に注目することです。

まず大前提として、FXで安定して勝つにはメジャー通貨ペアを選択するのがおすすめです。

メジャー通貨ペアとは「取引量が多い通貨のペア」ですが、FXにおいては「米ドル・ユーロ・日本円・英ポンド」の４つを指すことが多いです。

これらの特徴はスプレッドが狭いのでコストがかかりにくく、流動性が高いので突発的な値動きが起こりにくいことです。

自動売買を運用するならば、メジャー通貨ペアを中心にポートフォリオを組むのがいいでしょう。

• １つ目のEA：ドル円
• ２つ目のEA：ユーロドル

など、メジャー通貨ペアの中でも、特徴の違う通貨ペアを分散させることが重要です。

③ポジションの保有時間

特徴の異なるFX自動売買システムを組み合わせるポイント３つ目は、「ポジションの保有時間」に注目することです。

FXのトレードスタイルは、ポジション保有期間によって大きく以下の４つに分けられます。

例えば短時間の取引を1日に何度も行う「スキャルピング」EAの場合、損失リスクを低く抑えてコツコツ利益を積み重ねますが、スプレッドがかさみやすいという特徴があります。

比較的保有時間の多い「スイングトレード」EAは、取引回数が少ないものの、勝てれば大きな収益を得られる特徴があります。

保有時間によって発生する弱点を補い合う構成のポートフォリオで運用しましょう。

ポートフォリオに入れたいおすすめEA

ここまで、FX自動売買におけるポートフォリオの組み方について解説いたしました。

ここでおすすめのポートフォリオの例をご紹介いたします。

１つの例として、上記３つの組み合わせがおすすめです。

では、実際にどの自動売買システムを選べばいいのか？ということですが、以下の記事では、おすすめの自動売買システムをランキング形式でご紹介しております。

ぜひご覧いただき、ポートフォリオ運用の参考にしてください！

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また、FX自動売買のポートフォリオ運用において大切なことが、「過去だけでなく今の相場でも儲かるのか？」ということです。

バックテストの成績が良くても、それはあくまで過去データで運用した結果であり、相場は日々変わっていくものです。

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まとめ

ここまで

• FX自動売買のポートフォリオ運用とは？
• ポートフォリオ運用の重要性
• 初心者でもできる！ポートフォリオの組み方
• ポートフォリオに入れたいおすすめEA

についてご紹介しました。

これからFXのEAを使って自動売買を本格的にやっていこうというのであれば、ポートフォリオ運用はいつか必ず必要となるスキルです。

このポートフォリオを完成させる事で、どのような相場でも柔軟に対応できる最強の自動売買システムとなります。

自動売買初心者は、ぜひ今の内から学んでおくことをおすすめします。