FXの注文方法の種類や特徴を初心者向けに分かり易く解説

計画的で効率的なFXトレードをしたいなら、まず注文方法を理解しよう

今回は、FXの注文方法の種類と特徴について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

FXには「成行注文」や「OCO注文」など、様々な注文方法があります。

初心者にとっては聞きなじみのない単語が多く、見るだけで嫌になってしまいそうな内容ですが、今後FX取引を続けていくためには必須のスキルとなります。

今回の記事では、FXトレードで使用する全ての注文方法の解説と、その中でも特に利用頻度の高い注文方法について、具体的な例を交えてご紹介していきます。

この記事を読んで頂ければ、より計画的なFXトレードができるようになり、トレードが面白くなってくるでしょう!

この記事でわかる事

  • FXで使う注文方法の種類とその特徴
    (成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFO注文)
  • トレードスタイルや状況別で使いたいおすすめ注文方法

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FXには様々な注文方法がある

FXの注文方法について

FXでは2種類の通貨の売買を行いますが、その注文方法はただ単に「買う」「売る」というだけではありません。

FXの注文方法には様々な種類があり、注文と決済を予め予約しておいたり、機械で自動的に行ったりすることもできます。

市場の状況やトレーダーの投資スタイルに合った注文方法を活用する事で、より効率の良いFX取引ができるようになります。

今回は、FXで最もよく使われる以下の注文方法について、一つ一つ詳しく解説していきます。

  • 成行注文
  • 指値
  • 逆指値
  • OCO注文
  • IFD注文
  • IFO注文

それぞれの種類がよく分かっていないという初心者の方は、この機会に一緒に学んでいきましょう!

FXの注文方法①成行(なりゆき)注文

最初にご紹介するのは、FXで最もスタンダードな注文方法である「成行(なりゆき)注文」です。

成行注文とは、レートを指定せずにクリックしたタイミングの配信レートで売買する注文方法です。

「必ず約定すること」を重視しており、すぐに注文を出せて売買も成立しやすいという特徴があります。

現在のレートを見ながら注文できるので、FX初心者の方でも使いやすい注文方法です。

FXの注文方法②指値(さしね)注文

次にご紹介するFXの注文方法は、「指値(さしね)注文」です。

指値注文とは、自分が指定したレートに到達した時点で”自動的に”注文が成立する注文方法のことを言います。

  • 〇円以下になったら買い
  • 〇円以上になったら売り

ということを、予め指定しておきます。

FXでは、「できるだけ安く買って、できるだけ高く売る」というのが基本です。

指値はそれを叶えるための注文方式ですので、初心者の方は覚えておきましょう。

例えば、現在1ドル=100円だったとして、「1ドル=99円になったら買いたい」というような場合に用いられます。

また決済する際も、「99円で買ったドルのレートが1ドル=100円になったら利益確定したい」というように、指値注文で予め予約しておく事ができます。

現在のレートを見ずとも、自分の指定した金額に到達した時点で自動的に売買を行ってくれるので、常にパソコンを確認できない時などに便利な注文方法です。

FXの注文方法③逆指値(ぎゃくさしね)注文

次にご紹介するFXの注文方法は、「逆指値(ぎゃくさしね)注文」です。

逆指値注文は、その名のとおり先ほど解説した「指値注文」と逆パターンになります。

指値注文が「〇円以下で買い・〇円以上で売り」という注文をするのに対して、逆指値注文の場合は

  • 〇円以上になったら買い
  • 〇円以下になったら売り

という時に指定します。

FXにおける逆指値注文は、主に損切りの際の決済方法として用いられます。

例えば、1ドル=100円の時に、価格が下がると思って売り注文を入れたとします。

しかし予想と反対に価格が上がったと仮定して、「1ドル=101円以上になったら買いを入れる」というように、予め損切りラインを決めて注文するときに使うのが逆指値注文です。

損失の拡大を食い止めるためのリスクヘッジとして有効な方法ですので、初心者の方は覚えておきましょう。

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FXの注文方法④OCO注文

次にご紹介するFXの注文方法は、「OCO注文」です。

OCOは”One Cancels the Other”の略で、指値と逆指値を同時に設定する注文方法です。

どちらかが成立すると、もう一方は自動的にキャンセルされます。

例えば、ドル円のレートが1ドル=100円の時に買いで入ったとして、

  • 勝った場合は101円で売って含み益を決済したい(指値注文)
  • 負けた場合は99円で売って損切りしたい(逆指値注文)

という場合に使います。

この場合の設定は、含み益の決済は指値の欄に101円、含み損の決済は逆指値の欄に99円と入力しましょう。

FXの注文方法⑤IFD(イフダン)注文

次にご紹介するFXの注文方法は、「IFD(イフダン)注文」です。

IFDは”If done”の略で、「指値or逆指値での新規注文+指値or逆指値での決済」を同時に指定する注文方法です。

If doneの名のとおり、「もしも○○円で買い(売り)が成立したら、○○円に達した時で売る(買い戻す)」というように、予め自分で筋書きを決めた上でFX取引ができるということです。

従って、FXのIFD注文には次の4つの方法があります。

  1. 指値で新規注文→指値で決済
  2. 指値で新規注文→逆指値で決済
  3. 逆指値で新規注文→指値で決済
  4. 逆指値で新規注文→逆指値で決済

例えば、現在のドル円レートが1ドル=101円と仮定して、

  • 「100円以下になったら買う」という新規建てのための指値注文
  • 「102円以上になったら売る」という決済のための指値注文

を同時に入れるのがIFD注文です。

1つ目の新規注文が約定した場合、自動的に2つ目の注文が有効となりますが、上記の例でいうと、レートが100円以下にならなかった場合はどちらの注文も執行されないことになります。

このIFD(イフダン)注文は、実際のところFX初心者が使うケースはあまりありません。

FXの注文方法⑥IFO(イフダン・オーシーオー)注文

次にご紹介するFXの注文方法は、「IFO(イフダン・オーシーオー)注文」です。

IFO注文は、その名のとおり先ほど解説したIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

「①指値or逆指値での新規注文」に加えて、「②指値+逆指値の設定」が可能です。

つまり、エントリーから決済までを予め指定した金額で全て自動売買してくれる注文方法です。

詳しい解説は、以降より説明するトレードスタイル別のおすすめ注文方法にて確認してみて下さい。

FXのおすすめ注文方法をトレードスタイル別にご紹介

ここまで、FXで用いられる代表的な注文方法を6つご紹介しました。

FXはご自身がどのようなトレードスタイルをしているかによって、効果的な注文方法が異なります。

この項目では、トレードスタイル別におすすめの注文方法についてご説明していきます。

  • スキャルパーにおすすめ!成行注文→成行決済
  • デイトレやスイングにおすすめ!成行注文→逆指値決済
  • 計画的なトレードにおすすめ成行注文→OCO決済
  • 更に計画性を求めるなら!IFO注文

スキャルパーにおすすめ!成行注文→成行決済

まず最初に、スキャルピングなどの短期取引を行っている方におすすめしたいFXの注文方法をご紹介します。

スキャルパーにおすすめなのが、成行注文→成行決済で注文する方法です。

成行注文はすぐに注文が反映されるため、素早い取引が可能になります。

しかし弱点として、レートが急上昇もしくは急下落して突発的に含み損を抱えた時に焦ってしまうことがあります。

逆指値により損切りを設定していないので、超えてはいけないラインを超えてしまっても取引は止まりません。

FXにおけるスキャルピングは、手軽な反面相場が逆行した時は自分の意思で止めなければならず、一瞬の判断が必要になります。

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デイトレやスイングにおすすめ!成行注文→逆指値決済

デイトレやスイングにおすすめ

次に、デイトレードやスイングトレードを行っている方におすすめしたいFXの注文方法をご紹介します。

上記の方々には、「成行注文を入れ、逆指値を置いて損切ラインを決めておく」という方法がおすすめです。

「どの程度の損失なら耐えられるか」は決めておきながらも、「どの程度の利益で決済するのがは決めていない」といった際に用いましょう。

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計画的なトレードにおすすめ!成行注文→OCO決済

計画的なトレードにおすすめ

次にご紹介するFXの注文方法は、より計画的なトレードをしたい方におすすめです。

それは、成行注文でエントリーし、OCO注文で決済するパターンです。

FXトレーダーがも最もよく使う注文方法ですので、初心者の方はしっかりと覚えておきましょう。

この注文方法は、成行注文でポジションを持った後、利確・損切りラインを予め決めておき、指定した利確・損切ラインに到達した時点で自動決済してくれる非常に使い勝手の良い注文方法です。

この注文方法を使うには、計画性や、ある程度のトレードプランが必要となります。

これは今後FXトレーダーとして必須なスキルとなりますので、この注文方法を使いこなす事を目指しましょう。

更に計画性を求めるなら!IFOで注文&決済

更に計画性を求めるなら

次にご紹介するのは、FXでさらに計画性を求める場合にオススメの注文方法です。

IFO注文は、「①指値or逆指値での新規注文」に加えて、「②指値+逆指値の設定」が可能です。

レートが指定した位置に到達したらエントリーし、さらに指定した利確ラインに達した、もしくは指定した損切ラインに到達した時点で自動決済してくれます。

IFO注文で必要なのは、高い計画性です。

この注文方法が使いこなせるようになれば、チャートに張り付く必要がなく、非常に効率的なトレードができるようになります。

FX初心者の方は、まずは「成行注文でエントリーしOCO注文で利確or損切をする」という注文方法をマスターし、ゆくゆくはIFO注文でより計画性のあるトレードができる事を目指しましょう。

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まとめ

注文方法まとめ

いかがでしたか?
今回は

  • FXで使う注文方法の種類とその特徴
    (成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFO注文)
  • トレードスタイルや状況別で使いたいおすすめ注文方法

について説明しました。

初心者の方は、今回解説したオススメの注文方法をマスターし、より計画性の高いFXトレードに挑んでください!

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