投資を検討する際、「FX」と「株」が最初に思い浮かぶという人も多いと思います。
今回は、「投資初心者及び未経験者に向いているのはどちらなのか?」ということをテーマに、以下の内容を解説致します。
- FXと株、それぞれの投資の仕組み
- FXと株の違いを徹底比較
- 投資初心者に向いているのはどっち?
- FXに向いている人、株に向いている人
- これから投資を覚える人におすすめの投資スクール
ぜひご参考いただき、自分のライフスタイルにあった投資法を選んでいただけると幸いです。
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FXと株の特徴を簡単に解説!
この項ではまず、「FXとは?」「株式投資とは?」と言った基本的な解説から始めます。
FXとは
FXは「Foreign Exchange(フォーリン・エクスチェンジ)」の略称で、「外国為替取引」を意味します。
外国為替取引とは、異なる2種類の通貨を両替する行為のことです。
FXの仕組みを簡単に説明すると、「通貨を安く買って高く売る(または高く売って安く買い戻す)」ことで差益を得ます。
例えば、米ドルの価値が1ドル=100円だった時に1ドル買い、105円になった時に売れば、差額の5円が利益となります。
FXは、少額から大きな利益を狙うことが可能な投資です。この記事では「これからFXを始めたい」と考えている初心者の方に向けて、FXの意味や仕組み、始め方などの基礎知識をわかりやすく解説いたします。 FXとは何か? […]
また、FXは為替差益だけでなく、「スワップポイント」を狙って利益を得る方法もあります。
スワップポイントとは、2カ国間の金利差によって発生する利益です。
例えば低金利通貨(-0.1%)の日本円を売って、高金利通貨(14.00%)のトルコリラを買った場合、トルコリラを保有しているだけで毎日14.01%分のスワップポイントを受け取ることができます。
(※政策金利の値は2022年5月時点のもの)
このように、FXで利益を得る方法は主に
- 為替差益
- スワップポイント
の2種類があります。
株式投資とは
株式投資とは、株式会社の発行する「株式」を売買して、配当金などの利益を狙う投資方法です。
株式とは、「株式会社へ資金を提供した投資家に対して発行する証書」のことを言います。
企業は新製品の研究や、工場・機械などの開発、人件費など、長い期間にわたって多くの資金が必要となります。
そこで、株式を発行することにより事業のための資金を集め、それを元手に利益を上げていきます。
株式会社に資金を提供する人を「株主」と呼び、株主は以下の方法で利益を得ることができます。
- 値上がり益(安い時に買って、高い時に売る)
- 配当金(企業が得た利益の一部を株主に分配する)
- 株主優待(企業が株主に自社サービスの商品などをプレゼントする)
株式投資で取引できるのは、証券取引所に上場している「上場企業」といわれる企業の株になります。
FXと株の違いを徹底比較
この項目では、これから投資を始めたい初心者の方向けに、「FXと株式投資の違い」について詳しく解説します。
- 投資対象
- 必要資金
- レバレッジ
- 取引可能時間
- 主な変動要因
- リスク
違い①投資対象
FXと株式投資の違い1つ目は「投資対象」です。
- FXの投資対象:通貨
- 株式投資の投資対象:企業の株式
FXの投資対象は、世界各国の中央銀行が発行している「通貨」です。
FXでは「通貨ペア」と呼ばれる異なる2つの通貨を売買します。(米ドル/円など。)
なお、世界各国には約180種類の通貨がありますが、どのFX会社もすべての通貨ペアを取り扱っているわけではありません。
一方、株式投資の投資対象は、「証券取引所に上場している企業の株式」です。
証券取引所には数万単位の企業が上場しており、その中から企業の銘柄(取引の対象となった株式)を選んで、投資を行います。
負けが続くFX初心者の方に質問です。通貨ペアの選び方、間違ってませんか?FXを始めたばかりの方は、「沢山ある通貨ペアの中からどれを選んで取引したらいいだろう?」と迷っていませんか?一般的に初心者の方には「メジャー通貨ペア」で[…]
違い②必要資金
FXと株式投資の違い2つ目は「必要資金」です。
- FXの必要資金:4万円〜
- 株式投資の投資対象:15万円〜
上記の金額は、ある程度の利益を出すために推奨する金額を挙げています。
FXも株式投資も、始めるための最低資金はピンキリです。
例えばFXの場合、最低4,000円ほどから始めることができ、株は1単元株を数百円から買うことができます。
基本の取引単位のこと。1単元株=100株。
とはいえ、あまりに安い株は業績が悪かったりリスクが高い可能性があります。
市場にある過半数の株は、1単元15万円以上となっていますので、現物取引(自身の現金と株式で取引すること)であればそのくらいの金額が必要になるでしょう。
一方FXの場合、4万円ほどの資金から大きく稼ぐことも可能です。
FX自動売買で最低限必要な金額っていくら?これからFX自動売買(EA)を運用したいという方は、「最低限必要な資金はいくらくらいだろう?」「どのくらいお金を用意したら安心なんだろう?」と悩んではいませんか?FX[…]
なぜ少額で取引が可能なのか?ということについては、次の項目「FXと株式投資の違い③レバレッジ」で詳しく解説します。
違い③レバレッジ
FXと株式投資の違い3つ目は「レバレッジ」です。
レバレッジとは、実際の資金の何倍もの金額を取引できる仕組みのことです。
FXでは基本的に、どの取引においても実際資金の1〜25倍までのレバレッジをかけることができます。
(※海外FXであれば100倍や1000倍もの倍率でレバレッジをかけることも可能です。)
例えば、現在が1ドル=100円の場合、1万ドル購入するためには本来100万円が必要です。
しかし、25倍のレバレッジをかければたったの4万円で100万円分の取引ができます。
なお、株式投資においても「信用取引」であれば、最大で3.3倍のレバレッジをかけることができます。
- 現物取引とは:
自身の現金と株式で取引すること - 信用取引とは:
証券会社に一定の現金(委託保証金)や保有している株式などを担保として預けることで、手持ちの資金(現金)よりも大きい金額の取引ができる仕組み
株式投資のレバレッジ水準はFXよりも低く、信用取引をするには最低で30万円超の保証金が必要です。
- FXの最大レバレッジ:25倍(海外FXは〜1000倍も可)
- 株式投資の投資対象:3.3倍
もちろんレバレッジのかけすぎには注意しなければなりませんが、株式投資と比較して少額から取引開始できるのはFXの大きなメリットです。
FXのハイレバ手法とは、簡単にいうと「倍率の大きいレバレッジを掛けてトレードすること」を言います。海外FX口座の多くが500倍以上のレバレッジを導入しており、国内FXと比べてかなり大きなレバレッジをかける事が出来ます。ハイレ[…]
違い④取引可能時間
FXと株式投資の違い4つ目は「取引可能時間」です。
- FXの取引可能時間:
平日24時間(土日は取引不可) - 株式投資の取引可能時間:
平日9時から15時まで(土日は取引不可)
FXは、平日なら24時間トレードすることが可能です。
このため、昼間は会社などで働き、夜に副業としてFXトレードをする方も非常に多いです。
主要な通貨ペアで為替レートが大きく動き出すのは、だいたい午後5時頃からなので、日本人は環境的に恵まれています。
一方株式投資の場合、取引できるのは取引証券所が動いている9時〜15時に限定されます。
そのうち1時間は証券取引所の昼休みとして取引ができないので、実質取引可能なのは5時間だけです。
専業や個人事業主でない限りこの時間にトレードをするのは難しいため、投資初心者が始めるにはFXの方が有利といえます。
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違い⑤主な変動要因
FXと株式投資の違い5つ目は「価格が変動する要因」です。
為替レートや株式の値段が変動するのには、必ず何らかの要因があります。
主に次のとおりです。
- FXの変動要因:
経済的要因(国の景気や金利など) - 株式投資の変動要因:
投資先の企業の業績、経済的要因
通貨の価値は、国の景気や金利などの「経済的要因」によって変わります。
例えば、アメリカでインフレが続き日本でデフレが続けば、円に対してドルの価値が下がる「ドル安円高」の状態になります。
FXで利益を得るためには、各国の情勢に関心を持ち、値動きを予想する必要があります。
一方、株価の変動に影響する要因は主に「企業の業績」です。
しかしそれだけでなく、FXと同様に経済的要因も加えて価格変動を予想する必要があります。
そのため、株式投資の方が幅広い知識を求められるといえます。
違い⑥リスク
FXと株式投資の違い6つ目は「起こり得るリスク」です。
どちらも投資である以上、必ずリスクがあります。
2つの投資を比較した場合、特に注意すべきことは以下の通りです。
- FXのリスク:
レートが暴落した場合、投資金以上の損失が出ることもある - 株式投資の変動要因:
株式の価値が0になってしまうこともある
FXはレバレッジ取引で大きな収益を得ることが可能ですが、その分、予想に反してレートが動いた時の損失も大きくなります。
特に、急激な為替変動・金利変動が発生した場合、口座に入金した証拠金以上の損失を被る可能性があります。
このリスクについては、
- 為替レートが○pips以上逆行したら損切りする
- ゼロカットシステム(口座のマイナス分をゼロにしてくれる仕組み)を採用している海外FX会社を利用する
などの対策をとることで、リスクをかなり軽減できます。
一方株式投資の場合、自分が投資した金額以上の損失は発生しませんが、保有している株式の価値が0になってしまうリスクがあります。
例えば、株の発行元である企業が倒産してしまった場合に起こり得ます。
その点、FXの場合は通貨を取り扱っている為、国が破綻しない限りは通貨価値が0円になる事はありません。
このように、投資を行う際は「損失を出した場合の金額」についてもよく考えておく必要があります。
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投資初心者に向いているのはFX?株式投資?
ここまでの解説で、FXと株式投資にはそれぞれメリット・デメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
では、投資初心者及び未経験者に向いているのはどちらなのでしょうか?
個人的には、FXをおすすめします。
FXの場合、少額資金からスタートできるので、資金管理さえできていれば仮に負け続けたとしても大損することはありません。
しかし株式投資の場合、最初から10万単位のまとまったお金が必要になるので、負けた場合の損失も大きくなります。
また、取引時間や必要な知識量についても、株式投資は初心者にとってハードルが高く、兼業で始めるには難易度が高いと言えます。
FXが向いている人、株が向いている人
投資初心者にはFXがおすすめですが、どちらの投資にも向き・不向きがあります。
「それぞれの投資がどんな人におすすめなのか?」ということを、まとめてご紹介します。
FXがおすすめな人 | 株式投資がおすすめな人 |
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投資初心者や未経験ならば、まずは少額でFXを始めて、資金と知識が増えてきたら株式投資に挑戦するのがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は
- FXと株を徹底比較!それぞれの特徴について
- 投資初心者及び未経験者に向いているのはFX
- FXを覚えるならはたけ投資カレッジがおすすめ
- まとめ
について説明しました。
株とFXの特徴を比べると、FXの方が初心者向けと言えます。
是非、FXから投資生活をスタートさせてみましょう。