「ゼロカットシステム」
について理解しましょう!
この記事では、海外FXならではの「ゼロカットシステム」について解説します。
資金を失わずに効率的に稼ぐ上で重要なシステムとなりますが、初心者の場合よく知らない方も多いのではないでしょうか?
この記事を最後までご覧頂くことで、下記のような疑問を解決することが出来ます。
- ゼロカットシステムって何?
- なぜ国内のFX会社には適用されていないの?
- ゼロカットシステムが使えるFX会社はどこ?
しっかりと理解して、海外FXに挑戦してみましょう。
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海外FXのゼロカットシステムとは?
まず、海外FX特有の「ゼロカットシステム」とはどのような制度なのか、初心者向けに分かりやすく解説致します。
ゼロカットシステムとは、ロスカットが間に合わず口座残高以上の損失が発生した場合、損失分を海外FXブローカーが負担して口座残高をゼロにしてくれる制度です。
通常FXでは、相場が大きく動き含み損が各FX業者の定める基準に達した場合、ロスカットが発動して保有しているポジションを強制決済されます。
ロスカットが執行されることによって、損失の拡大を防ぎトレーダーの資産を守ることに繋がります。
しかし、ロスカットが間に合わないレベルで為替相場が急変した場合、ロスカットシステムが正常に機能しないことがあります。
ゼロカットシステムは、そのような時でもトレーダーが借金を背負わずに済むよう生まれたシステムなのです。
過去に海外FXでゼロカットシステムが適用された事例
海外FXでゼロカットが適用された事例として最も有名なのが、2015年に起きたスイスフランショックです。
この時は、スイス国立銀行のある発表により、わずか20分ほどの時間でスイスフランが暴騰し、多くのFXトレーダーが強制ロスカットされました。
しかし強制ロスカットが間に合わなかったケースも多く、世界中のトレーダーが借金を背負う事態になりました。
国内FX会社やゼロカットシステムがない海外FX会社の場合、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった時は、損失額を追加で入金する「追証(追加証拠金)」を要求されます。
海外FXを使っている方はハイレバレッジで取引していることが多いため、追証請求の額が大きく、多くのトレーダーが破産する結果となりました。
しかし、ゼロカットシステムを採用している「XM」や「AXIORY」などの海外FX業者を使っていたトレーダーは、マイナス分は全てFX業者がリセットしてくれたため、借金を背負うことがなかったそうです。
このように、ゼロカットシステムは相場急変リスクを回避する安全装置のような役割を果たします。
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ゼロカットシステムは海外FXの大きなメリット
ゼロカットシステムは海外FXだけに導入されているサービスで、国内FXには導入されていません。
国内FXのように追証がある場合は、損失がどれだけ膨らむか予想ができないというリスクがありますが、追証がない場合は取引金額以上の損失を抱えることがありません。
また、ゼロカットシステムは海外FXの特徴であるハイレバレッジとも相性が良いシステムです。
国内の場合、最大レバレッジは25倍と定められていますが、海外FXではレバレッジ100倍や、1000倍で取引することが可能です。
レバレッジは高ければ高いほど少しの為替変動で損失が膨らみやすくなるため、追証のリスクが高まります。
しかし、海外FXはゼロカットシステムがあることにより、低リスクでハイレバレッジの恩恵を受けることができるのです。
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なぜ海外FXは追証なしでゼロカットシステムを採用しているのか?
ここまでの説明で、ゼロカットシステムは基本的にトレーダーにメリットしかないシステムであることがお分かりいただけたかと思います。
ではなぜ、海外FX業者がそのようなシステムを採用しているのか、初心者向けに解説致します。
その理由として、海外FX業者は主に「NDD(None Dealing Desk)方式」という仕組みを採用していることが挙げられます。
NDD方式とは、トレーダーの注文を受ける際にFX業社のディーラーを通さない注文処理方式のことを言います。
顧客の取引量が多いほどFX業社の利益となるため、海外FXではユーザーに長く取引を続けてもらうために積極的にゼロカットシステムの採用を行っているのです。
対して、国内FX会社の場合は「DD(Dealing Desk)方式」と呼ばれる注文方式を採用しています。
DD方式とは、トレーダーと銀行の間にFX業者のディーラーが介在する取引形態のことです。
あくまでもトレーダー対業者の取引となっているため、
- 顧客の損失までをカバーしてしまうとFX会社自体の存続が危うくなってしまう
- そもそも金融庁の規制によりゼロカットが禁止となっている
という理由からから、損失を補填する制度が無いのです。
国内FX会社と海外FX会社には様々な違いがありますが、筆頭に挙げられるのが注文処理方法です。海外FXでは主に「NDD方式」、国内FXでは主に「DD方式」という処理方法が採用されており、それぞれ約定のしやすさや取引手数料といった違いが[…]
ゼロカットシステムを採用しているおすすめのFX業者
ここまで解説したように、ゼロカットシステムは海外FXならではの夢のようなシステムです。
しかし、全ての海外FX業者がゼロカットシステムを採用している訳ではありません。
ゼロカットシステムを採用しており、初心者におすすめな海外業者をご紹介致します。
- GemForex
- XM
- AXIORY
- iFOREX
- HotForex
海外FXの中でも特に有名なXMやAXIORYは、運営開始以来全ての取引に対してゼロカットを実行しており、信頼性のFX会社と言えます。
今回は、海外FX初心者におすすめのFX会社を厳選し、ランキング形式でご紹介致します。選んだ基準は、以下の通りです。 金融ライセンスを保有している 約定力が高い 追証なしのゼロカットシステムを採用している[…]
しかし過去には、ゼロカットシステムを謳っているにも関わらず約束を破り追証をした海外FX業者も存在しますので、初心者の方は注意が必要です。
次の項目で詳しく解説致します。
海外FXゼロカットシステムの注意点
過去にはゼロカットシステムを導入していた海外FX業者が、実際の相場急変時にトレーダーに追証をしたケースがあります。
代表的な業者として、海外FX業者の「FXDD」などが挙げられます。
FXDDは2015年1月15日に起きたスイスフランショックで、損失を発生させたトレーダーに対して追証の請求を行いました。
そのような顧客への対応や、ライセンス基準となる資本金をごまかした事例などから、FXDDは金融ライセンスを剥奪され、現在はライセンスなしで営業しています。
スイスフランショックの時、XMやAXIORYなど他の海外FX業者ではしっかりとゼロカットシステムを執行し、顧客の損失を補填しています。
初心者の方が海外FXを安全に利用するためには、ゼロカットシステムの導入の有無だけでなく、そのような過去の事例から本当に信頼できる業者なのかをよく見極めることが大切です。
これから海外FXを始める初心者の方に向けて、海外FX会社を選ぶポイントをまとめました。選び方を知っているだけで、後々FXで利益を出せるかどうかに大きく影響するので、ぜひ参考にして下さい。海外FX会社の選び方海外FX会[…]
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、
- 海外FXのゼロカットシステムの概要
- 海外FXでゼロカットシステムが適用された事例
- なぜ海外FXは追証なしでゼロカットシステムを採用しているのか?
- ゼロカットシステムを採用しているおすすめのFX業者
- 海外FXゼロカットシステムの注意点
についてご紹介してまいりました。
海外FX業者ならではのゼロカットシステムはハイレバレッジとも相性がよく、FX初心者が不安に思う「借金リスク」を回避する救済措置となります。
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