はたけ
今回は、LINE証券株式会社が提供するFXサービス「LINE FX」について解説します。
LINE FXは2020年3月に開始された新しいサービスですが、利用者数は右肩上がりに伸びています。
自動売買サービスはないものの、狭いスプレッドや相場に関する情報がLINEで通知される「お知らせ機能」がかなり魅力的です。
お知らせ機能は他のFX口座で自動売買を運用する際も非常に役立つので、僕も普段から利用しています！
この記事では、LINE FXの概要や特徴、取引のやり方について解説します。
気になっている方はぜひご参考ください。
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FX会社「LINE証券」とは
まず最初に、FX取引サービス「LINE FX」を提供しているLINE証券株式会社の概要について説明します。
LINE証券株式会社は、コミュニケーションアプリLINEの傘下にある「LINE Financial」と「野村ホールディングス」の共同出資により、2018年に設立されました。
LINE FXは2020年3月より開始された比較的新しいFXサービスですが、2022年1月時点の口座数はなんと40万口座を突破しています。
これは、2021年における新規FX口座開設数としては業界No.1を誇るそうです。
※LINE証券株式会社公式サイト（2021年1月～12月の同業5社におけるFX口座純増数との比較）より
LINE証券が提供するFXサービスの基本情報
LINE証券株式会社が提供するFXサービス「LINE FX」についての概要は、以下のとおりです。
| サービス名 | LINE FX |
|---|---|
| 取引単位 | 1,000通貨 |
| 取扱通貨ペア | 23種類 |
| 取引手数料 | 無料 |
| ロスカット基準 | 証拠金維持率が100%を下回った時に発動 |
| 入金方法 | ・クイック入金 ・銀行振り込み ・他サービスの口座からの振替入金 ・LINE Payからの入金 |
| 出金方法 | ・振込出金 ・他サービスの口座（証券口座、各CFD口座）への振替出金 |
LINE FXは2020年に誕生したサービスなので、開始当初と2023年7月現在ではサービス内容が大きく進化しています。
まず、開始当初は取扱通貨ペアが10種類だったのに対し、現在は全23種類とかなり増えています。
また、口座開設手数料をはじめ、取引手数料、入出金手数料、ロスカット手数料など、あらゆる手数料が無料であることも特徴的です。
LINE FXのサービス内容は、今後さらにグレードアップしていくことが予想されています。
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LINE FXの特徴
ここでは、LINE証券の提供する「LINE FX」の特徴について詳しく解説致します。
主な特徴は以下の５つになります。
- 少額から取引可能
- スプレッドが狭い
- LINEアプリと連動したお知らせ機能がある
- 直感的に操作できるツールが利用可能
- 最短3分で口座申し込みが可能
以下より、それぞれ詳しく解説いたします。
特徴①少額から取引可能
LINE FXの特徴１つ目は、少額から取引可能なことです。
一般的なFXの取引金額というものは
- 取引単位
- レバレッジ
- 為替レート
によって決まりますが、LINE FXの最小取引単位は国内FXの最小である「1000通貨」となっています。
また最大レバレッジは25倍ですので、仮に１ドル＝133円の時にドル円1000通貨をレバレッジ25倍で取引するのであれば、5,320円の資金から始めることが可能です。
初心者にとって、FX取引を低資金で始められるというのは大きなメリットです。
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特徴②スプレッドが狭い
LINE証券の提供する「LINE FX」の特徴２つ目は、スプレッドが狭いことです。
以下の表は、代表的な国内FX会社のスプレッドとLINE FXのスプレッドを比較したものです。（※2022年12月時点）
| FX会社名 | 米ドル／円 | ユーロ／米ドル | ユーロ／円 | ポンド／円 |
|---|---|---|---|---|
| LINE FX | GMOクリック証券 | DMM.com証券 | 外為どっとコム | 外為オンライン |
| 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 |
| 0.4pips | 0.4pips | 0.4pips | 0.3pips | 1.4pips |
| 0.5銭 | 0.5銭 | 0.5銭 | 0.4銭 | 1.9銭 |
| 0.7銭 | ー | 0.9銭 | 0.9銭 | 3.4銭 |
米ドルはどのFX会社も同じ水準ですが、他の通貨ペアに関してはLINE FXが比較的狭く設定されています。
FXにおいて、スプレッドが狭いということは１回の取引毎にかかるコストが少なく済むということですので、特にスキャルピングやデイトレードなどの短期売買において大きなメリットとなります。
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特徴③LINEアプリと連動したお知らせ機能がある
LINE証券の提供する「LINE FX」の特徴３つ目は、LINEアプリと連動したお知らせ機能があることです。
FX取引をしている時は、経済指標の発表タイミングやレートの急変動など、最新の情報を常にキャッチする必要があります。
LINEアプリを使えば、そのような重要な情報をLINEでタイムリーに受け取ることができます。
しかもメッセージ内のリンクからLINE FXアプリの取引画面に直接移行できるため、情報を見て即座に対応することが可能です。
このお知らせ機能はLINE FXで取引している人だけでなく、他のFX会社で自動売買システムを運用している場合にも非常に役立ちます。
いかに優秀な自動売買といえども急な相場の変動には対応できない場合がありますので、そのような時は手動で稼働をオフにする必要があります。
LINEであれば気軽に相場状況を知ることができますので、「経済指標などのチェックをつい忘れてしまう…。」という方にはおすすめのアプリです。
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特徴④直感的に操作できるツールが利用可能
LINE証券の提供する「LINE FX」の特徴４つ目は、直感的に操作できるツールが利用可能な点です。
LINE FXは取引用のアプリを提供しており、高機能で直感的に操作できると評判です。
スマホ専用ではあるものの、移動平均線やボリンジャーバンドなど、計11種類のテクニカル指標を表示したり、1画面で4つのチャート表示をすることも可能です。
アプリを利用することでスマホでも精度の高い分析ができますが、LINE FXはPC用のチャートツール「LINE FX Pro」も提供しています。
LINE FX Proはブラウザ版で利用するツールなので、ダウンロードすることなくすぐに利用できるメリットがあります。
特徴⑤最短3分で口座申し込みが可能
LINE証券の提供する「LINE FX」の特徴５つ目は、最短3分で口座申し込みが可能なことです。
LINEには「かんたん本人確認」というものがあり、必要書類に不備がなければ、最短で即日に口座を開設することができます。
かんたん本人確認では、運転免許証またはマイナンバーカード(顔写真付き)が必須となります。
必要情報を記入し本人確認書類をアップロードすれば、LINEの公式アカウントからメッセージで口座開設完了のお知らせを受け取ることができます。
FX会社の口座開設と聞くと面倒なイメージがあるかもしれませんが、LINE FXの口座開設は非常に簡単です。
LINE FXで自動売買は可能？
LINE FXを検討している方の中には、「自動売買やEAが使えるかどうか」という点が気になる方も多いと思います。
自動売買とは、予め決められたロジックを搭載したプログラムを使用して自動的に売買する取引のことを言います。
多くの海外FX会社ではEAを使った自動売買が可能ですが、国内FX会社では基本的にEAの使用が許可されていないため、会社が開発した独自の自動売買サービスが提供されていることが多いです。
しかし「LINE FX」においては、2023年7月時点ではまだ自動売買サービスがありません。
LINE FXはまだ新しいサービスですので、将来的にツールが拡大すれば導入される可能性もあります。
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LINE FXの取引のやり方
ここでは、LINE証券が提供する「LINE FX」の取引のやり方を、実際の画面を用いてご紹介致します！
ちなみに、以下の動画でもわかりやすく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
ここでは、以下の内容を解説いたします。
- LINE FXの注文方法
- LINE FXのチャート画面
- LINE FXのお知らせ機能
LINE FXの注文方法
以下の画像は、LINE証券が提供する「LINE FX」の取引画面です。
画面上部には取引する通貨ペアが表示されています。
その下には、注文方法を選ぶタブがあります。
LINE FXでは以下の８種類の注文方法から選ぶことが可能です。
- ストリーミング注文
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFD-OCO注文
- 全決済注文
LINE FXのチャート画面
LINE証券が提供する「LINE FX」のチャート画面は、以下の画像のようになってます。
時間足は1分・5分・15分・30分・1時間・4時間・8時間・日足・週足・月足の10種類から選ぶことができます。
またインジケーターも以下のようにボタン1つで選ぶことができ、チャートに反映させることが可能です。
またチャートを表示した後、右上の「鉛筆マーク」をタップすると描写モードに切り替わります。
その際、トレンドラインや水平線などのラインを描写することが可能です。
普段PCのMT4などを使ってFX取引をしている方が他のチャートツールを使うと、操作がしにくいと感じることが多いと思います。
しかしLINE FXのチャートツールは直感的にパッと見で操作できるのが特徴的です。
もちろん、インジケーターの数やカスタマイズ性においてはMT4やTradingViewに軍配が上がります。
しかし外出時などPCで相場をチェックできない時は、LINEの取引アプリを使って手軽にチェックできるため非常に便利です。
LINE FXのお知らせ機能
LINE FXのアプリでは、マーケット情報も簡単に確認することができます。
受け取れる情報は、相場の急変動や約定通知、キャンペーン通知、売買シグナル通知などがあります。
その中でも特に便利なのが「経済指標の発表前の通知」です。
その際、「これまでの予想と結果」というリンクをクリックすると、
- 過去数回分の指標発表時のチャート
- 指標の内容
- 指標発表後のレート
を確認することができます。
先述したように、この機能はLINE FX以外の証券会社で取引している方や、自動売買システムを使っている人にもおすすめです。
経済指標発表時は相場が急変動することがあるため、リスク対策としてシステムの稼働を停止することが勧められています。
自分自身で指標を把握するのは大変ですが、LINEの通知機能を使うことで効率よく情報収集できますし、精神的にもかなり楽になります。
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今回はLINE証券会社が提供するLINE FXについて解説しました。
LINE FXは自動売買サービスが使えないものの、初心者にも取引しやすい仕組みが構築されています。
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FX会社「LINE証券」で取引した結果まとめ
いかがでしたか？
今回は、LINE証券株式会社が提供するFXサービス「LINE FX」について解説しました！
LINE証券はみなさんにとって馴染みがある会社なだけに、現在利用者数を伸ばし続けています。
もちろん、FXで稼ぐには国内よりも海外FX会社の方がおすすめではあるのですが、まずはどんなものか試したいという方は、一度口座登録してもいいかと思います！
