FXではテクニカル分析やファンダメンタル分析など分析方法がいくつかあります。
よく「FXは情報戦だ!」や「群集心理をつかめ!」などと言う方もいますが、間違いではありません。
しかし、FXを始めたばかりの方が世界情勢や群集心理を知り、指標発表時に相場がどう動くか予想する事はとても難しいものです。
そこで、まずFX初心者の方は「チャートの見方」を覚え、現在の相場の動きを把握する練習から始めましょう。
FXのトレードでは、「チャートを制すものはトレードを制す」と言われるくらい重要なポイントですのでしっかり覚えましょう。
この記事でわかる事
- チャートってなに?
- チャートの見方について
- チャートでトレンドとレンジの見分け方
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FXチャートとは?
FXチャート(為替チャート)とは、過去から現在の為替レートの値動きを分かりやすくグラフにしたもので、様々な情報が詰め込まれています。
このチャートを理解する事で、現在の相場の状態を理解する事ができます。
まずは、このチャートが動く主な要因について理解しましょう。
群集心理が深く関係している
FXの値動きは、貿易高や世界情勢など様々な要因によって起こりますが、一番影響力が高い要因は、世界各国の何億人もの投資家が行うFX取引による値動きです。
世界中で何億人ものトレーダーが「売りたい(供給)」や「買いたい(需要)」といった需要と供給が常にせめぎあっている為、チャートが一直線になる事はまずありません。
つまり、チャートは多くのトレーダーの感情がベースの”群集心理”が反映されたグラフともいえます。
この事を理解する事は、今後のトレードに大きく影響してきます。
「ここで価格が反発しそうだ」とか「トレンド相場に入りそうだ」といった相場の”節目”の時に、今の市場はどのような群集心理に支配されているのかをチャートから組み取る事ができれば、より勝率の高い安定したトレードが可能です。
過去全ての統計情報が分かる
FXチャートは、1998年に個人の為替取引が解禁されて以降、休むことなく日々の価格変動のデータを蓄積しながら最新の値動きを表示しています。
FXトレードの際、現在の動きと過去の動きを照らしあわせ「過去このような動きをしたから、今回も同じ動きをする可能性が高い」といった予想を立てます。
前の項でも説明したように、FXチャートは「群集心理」によって動いていますので、過去のチャートと同じような動きをする事が多々あるのです。
このようにチャートの見方を理解し、現在のあなたの分析方法に「統計情報」と「群集心理」の2つの判断基準が加わる事で、より的確なエントリーポイントを抑える事が可能です。
チャートの見方について
チャートは主に「通貨の価格」「時間軸」「ローソク足」の3つの要素で構成されます。
青枠でかこった時間軸は左から右へ流れていき、価格は下が安値、上が高値となり、リアルタイムで変動しています。
そして緑の枠で囲んでいる部分をローソク足といいます。
このローソク足は、トレードにおいて非常に重要な役割を示しており、現在の相場の状況や今後の値動きを予想する事ができます。
ローソク足の見方
ローソク足には、始値・終値・高値・安値があります。始値は、ローソク足が始まる位置です。
終値は、ローソク足が次のローソク足に移行する直前の値です。高値は、そのローソク足の中で最も高いレート、安値は最も低いレートです。
ローソク足は全てこの理論で成り立っています。また、始値と終値の間は実体と言い、実体と高値・安値の間はヒゲと表現することも覚えておきましょう。
そして、ローソク足には陽線と陰線が存在します。終値が始値よりも高ければ陽線・低ければ陰線です。
多くの場合陽線は赤で、陰線は青で表されているので、 FX初心者でも視覚的に理解しやすいでしょう。
時間足で理解度チェック
チャートの見方は経験を積めばいずれ理解することは可能ですが、 FX初心者が理解できていないままトレードを始めるのは少し危険です。
そこで、ローソク足の見方をチェックしてみましょう。まずは、5分足のローソク足を出して最新の12本(1時間分のローソク足)を見てください。
その12本の動きから、1時間足のローソク足がどのような形になっているのかを想像し、実際に1時間足に切り替えて答え合わせをしてみましょう。
何度やっても自分の思い描いたような足を描いている場合は、チャートの見方の初歩はマスターしたと考えて良いでしょう。
逆に、間違えるようであれば基本的理解が足りていないと思われるので、デモトレードも含めて取引するのはまだ早いと考えて下さい。
トレンドとレンジを知ってチャートの見方をマスターする
ローソク足の動き(相場の状態)は大きく分けて2つに分かれます。
- ローソク足が上や下に流れていく”トレンド相場”
- ローソク足がある一定の幅で上下する”レンジ相場”
実は、FXの相場の状態は「トレンド相場」か「レンジ相場」の2種類しかなく、1998年FX開始以降、ずっとこの二つの動きを繰り返しています。
FXチャートの見方を理解する事で、現在の相場はトレンド相場なのか?それともレンジ相場なのか?が分かるようになります。
トレンド相場とレンジ相場について詳しくご説明します。
トレンド相場
トレンド相場とは、ローソク足が方向感を持って進むことです。レートが上に登るものを上昇トレンド、落ちるものを下降トレンドと言います。
高値・安値共に切り上がる、切り下がるものがトレンドの定義ですが、実際にチャートを見ると解説本のように綺麗なトレンドはあまり見られないので、感覚的に上がっているか下がっているかで判断するのが1つの手です。
トレンド相場は、 FXの中でもかなり重要な位置付けなので、FX初心者の方はしっかりと記憶しておきましょう。
レンジ相場
レンジ相場もトレンド相場と同様に重要です。
レンジ相場は、ある一定の価格帯で上下を繰り返す状態の事をいいます。
これも解説本などでは綺麗な長方形が見本として出されていますが、トレンドが出ていない相場は全てレンジと覚えておきましょう。
FXチャートの見方が分かったら次にすること
チャートの見方について理解できましたでしょうか?
チャートにはいろいろな情報が詰め込まれており、インジケーターを見ずにチャートだけ見て取引する方もいるくらい重要なポイントです。
このポイントを理解できた方に、ぜひ試してほしいトレード手法があります。
この手法は、チャートに「あるインジケーター」を追加するだけの非常にシンプルな手法ですが、チャートを理解できた方の次のステップとして、とても勉強になる手法です。
FXには様々な手法がありますので、いずれはオリジナルの勝ちパターンを組み込んだ手法などができてくると思います。
初心者の方は、まず他の方が使っている手法をマネする事から始める事で、相場観やトレードスキルが身に付いてきます。
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まとめ
いかがでしたか?
チャートの見方を覚えるためには、まずローソク足の特徴を捉えましょう。始値・終値・高値・安値を完全に理解することは必須です。
理解できたのかチェックしたい場合は、5分足12本から1時間足がどのような形を描いているのかを予測してみましょう。
そして、トレンドとレンジの特徴を押さえておけばチャートの見方はマスターしたと言って良いでしょう。
厳密に言えばまだまだ未知の世界があるのですが、 FX初心者の内はこれで十分です。
これを理解することでやっと解説本やサイトの内容がわかるようになります。是非参考にしてみて下さい。