FXチャートパターン厳選6種!エントリーから決済ポイントまで詳しく解説

チャートパターンの中でも特に強力なものをご紹介します

テクニカル分析の基礎的な要素「チャートパターン」についてご紹介いたします。

チャートパターンは、トレンドラインやトレンド分析同様、FX初心者にとっては基礎的な分析方法で、トレンドの継続やトレンドの転換を予想する事ができます。

チャートパターンにはそれぞれ特有の形や性質があり、全15種類程のパターンがあります。

今回はその代表例として、もっとも多くのトレーダーが愛用するチャートパターンを各3つづつご紹介します。

具体的なエントリーポイントから利確、損切ポイントまで詳しく記載しておりますので、初心者から中級者、上級者にステップアップするためにも本記事を読んでしっかり学んでいきましょう。

  • チャートパターンについての基礎知識
  • チャートパターンを使った具体的なエントリーポイント
  • チャートパターンで成功した場合の利確ポイント
  • チャートパターンを外してしまった場合の損切ポイント

チャートパターンとは?

チャートパターンとは?

チャートパターンとは、レジスタンスラインとサポートラインの間にあるチャートの形から、未来の相場を予測するテクニカル分析の基礎的な要素です。

チャートパターンは全部で15種類程あり、それぞれのパターンに性質があります。

しかし、単純にすべてのチャートパターンを暗記して、同じような形をしたからエントリー(決済)するといった単純な仕組みではありません。

チャートパターンで勝率を上げる為には、なぜこのパターンが機能するのかという本質を理解する必要があります。

チャートパターンの本質について理解する

全てのチャートパターンを暗記して、トレードの際に「このパターンが出たらからエントリー」といったような教科書通りのトレードを行ったとしても勝率があがるものではありません。

チャートパターンで利益を出すには、なぜこのチャートパターンが有効なのかという本質の部分を理解する必要があります。

チャートパターンで代表的になダブルトップでご説明いたします。

ダブルトップ解説画像

上記のチャートでは①~③までは順調な上昇トレンドですが、⑤の段階で③の高値を超え切れずに反転しています。

すると、上昇トレンドとみて買いポジションを持っている世界中のトレーダーは、ここで上昇トレンドが終わると判断し、一斉に赤い抵抗線の部分に利確ポイントを置きます。(売り)

すると、赤いラインを超えた瞬間から一斉に売られ始め、さらにはダブルトップを狙ったトレーダー達の売りエントリーも重なり、一基に下降トレンドに転換し「ダブルトップ」が成立します。

このように、単純にチャートパターンの図柄だけを覚えるのではなく、なぜこのチャートパターンが有効かという本質の部分について理解を深める事で、より勝率の高いトレードができるようになるでしょう。

チャートパターンで分かる事

上の項目で説明したようにチャートパターンから集団心理を読むことができ、今後相場がどのような値動きをするかという事が分かってきます。

チャートパターンには様々な種類がありますが、大きく分けて二つの特徴に分かれます。

  • 相場の天井や底から相場の転換点が分かるチャートパターン(トレンド転換)
  • 上昇/下降トレンドの途中で現れるレンジ相場から、その後のチャートの動きを予測するチャートパターン(トレンド継続

チャートパターンの本質を理解しておくことで、「このチャートの形を描いたらトレンド転換が起きるかもしれない」という事が事前に予測できる為、今までのトレードより勝率がグンと上がります。

チャートパターンを見る際注意する事

チャートパターンは、ファンダメンタルズの影響を受けた場合ほぼ機能しない為、指標発表時の際はチャートパターンでの分析によるエントリーは控えましょう。

また、すべての分析手法において共通する点として、一つの根拠でエントリーするのは危険です。

チャートパターンを見るだけではなく、テクニカルやファンダメンタルの要素も踏まえた上でのトレードが基本となります。

具体的なチャートパターン

具体的なチャートパターン

では、ここからは具体的なチャートパターンの説明に移ります。
ここでは、

  • トレンド転換を示すチャートパターン
  • トレンド継続を示すチャートパターン

について説明していきます。

ここで紹介するチャートパターンは、全チャートパターンの中で最も信頼性が高く、高い勝率を誇るものを厳選してご紹介しております。

トレンド転換を示すチャートパターン

トレンド転換とは、文字通りトレンドが転換(上昇から下降/下降から上昇)する時に出現しやすいとされるチャートパターンです。

これまでのトレンドから相場が反対方向に動くことを予測できるものとなっています。

ダブルトップ(ボトム)

ダブルトップのエントリーポイントと損切ラインの画像1

ダブルトップは、2つの山がほぼ同じ価格帯で止まっているパターンで、このダブルトップが現れた場合は、トレンドの終わりを予測する事ができます。

また、逆のパターンでダブルボトムというものがあり、このダブルボトムはダブルトップを真逆にした図で、内容もダブルトップと真逆と覚えておきましょう。

エントリーポイント

ダブルトップでエントリーする場合、「ダマシ」を避ける為、一度ネックラインを抜けた後の戻り売りでのエントリーが有効です。

利確ポイント

  1. ダブルトップの高値と同じ幅で利確
  2. ダブルトップが形成された地点での利確

損切ポイント

ダブルトップの高値の少し上(スプレッド分を考慮)に損切ポイントを設定しておきましょう。少し上に設定する理由として、そのままトリプルトップを形成する可能性を考慮しています。

トリプルトップ(ボトム)

トリプルトップのエントリーポイントと損切ラインの画像

トリプルトップは相場の高値圏で出現するチャートパターンで、高値圏で何度も反発されている事から、買いの勢いが衰えておりトレンド転換の前兆として読み取る事ができます。トリプルトップは出現率が少ない為強いシグナルと言われていますので、出現した時は見逃さないようにしましょう。

また、逆のパターンはトリプルボトムといいます。

エントリーポイント

トリプルトップでエントリーする場合、チャートの谷を一直線に引いたネックラインを割ったタイミングでのエントリーが有効です。

利確ポイント

トリプルトップの高値と同じ幅まで下落したタイミングで利確

損切ポイント

直近の高値を損切ポイントにしましょう

ヘッドアンドショルダートップ(ボトム)

ヘッドアンドショルダートップのエントリーポイントと損切ラインの画像

ヘッドアンドショルダートップは別名三尊と呼ばれ、全チャートパターンの中で最も強力な形です。このチャートパターンが現れたら上昇トレンドの終わりと認識する事ができます。

また逆のパターンとしてヘッドアンドショルダーボトム(逆三尊)というものがありますが、トップと真逆の内容となります。

エントリーポイント

ヘッドアンドショルダートップでエントリーする場合、⓼のポイントでの戻り売りが有効です。

利確ポイント

ヘッドアンドショルダートップの高値(④)と同じ値幅まで下がったタイミングで利確

損切ポイント

ヘッドアンドショルダートップのショルダー部分(⑥)で損切ポイントを設定しておきましょう。

トレンド継続示すチャートパターン

トレンド継続とはチャートパターンは一度失速するもののその後大きな値動きとともにこれまでと同じトレンドが続くことが予測できるチャートパターンです。

上昇フラッグ(下降)

上昇フラッグのエントリーポイントと損切ラインの画像

上昇フラッグは上昇トレンド中に形成されるチャートパターンで上昇トレンドの継続を意味します。上昇トレンド中に、高値と安値を切り下げながら斜めのボックスを作り、最終的にレジスタンスラインをブレイクする特徴を持ちます。

逆のパターンで下降フラッグというものがあり、上昇フラッグの真逆の意味を示します。

エントリーポイント

上昇フラッグでエントリーする場合、レジスタンスラインをブレイクしたポイントで買いエントリーが有効です。

損切ポイント

価格がレジスタンスラインをブレイク後、再度ボックス内に戻って下のラインに触れたタイミングで損切しましょう。

上昇ペナント(下降)

上昇フラッグのエントリーポイントと損切ライン1

上昇ペナントは、買い手と売り手の力が反発しあい、どちらに動くかひしめき合っている状態に構成されるチャートパターンで、買い手が優勢な場合は上昇トレンドへ、売り手が優勢は場合は下降トレンドへと動いていきます。

この逆で下降ペナントというものもありますが、上昇ペナントと真逆の意味と理解しておきましょう。

エントリーポイント

レジスタンスラインをブレイクしたタイミングでエントリーが有効とされますが、上昇ペナントの場合はダマシが多く、上級者でも難しいので、エントリーする際はしっかりとブレイクした事を確認してからエントリーしましょう。

損切ポイント

価格がレジスタンスラインをブレイクした後、再度ボックス内に戻って下のラインに触れたタイミングで損切しましょう。

 

上昇トライアングル(下降)

上昇トライアングルのエントリーポイントと損切ラインの画像

上昇トライアングルは上昇トレンド中に発生するチャートパターンで、上値をほぼ同じラインで抑えられつつ、安値は切り上げながら三角の形を構成していく特徴があり、上昇トレンドの継続を意味します。

逆に下降トライアングルの場合は上昇トライアングルの真逆と理解しましょう。

エントリーポイント

  1. 高値のサポートラインをブレイクしたタイミングでエントリーが有効です
  2. 高値のサポートラインをブレイクした後の押し買いをする事でダマシを防げます。

損切ポイント

直近の安値の少し上(スプレッドを考慮)で損切をしましょう。

チャートパターンから相場の心理を読み解く

ここまでチャートパターンについてご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?

本記事でもお伝えしたように、「ただ図柄だけを覚えて出現したらエントリー」という方法でのトレードでは勝率が上がる事はないでしょう!

「このチャートパターンが出たという事は、他のトレーダー達はここで損切ポイントを置いているだろうから、こっちに抜ける」

というような、パターンの奥に隠れる相場の心理状態をしっかり読み解く事で勝率の高いトレードへとなります。

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まとめ

チャートパターンまとめ
いかがでしたか?
今回は

  • チャートパターンとは?
  • 具体的なチャートパターン
  • まとめ

について説明しました。

FXに大切なのは攻撃(利益)よりと防御(資産)です。いかに資産を守りながら運用できるかが利益を上げる上でも重要です。

そのためにもトレードの中でチャートパターンを見つけられるように経験を積んでいきましょう。

また、取引したらしっぱなしではなく、自分なりにまとめて、オリジナルのFXテキストを作り上げてください。

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