FX会社のNDD方式とは?仕組みを解説!

NDD方式とは?

こんにちは!はたけです。

この記事では、多くの海外FX会社で採用されているNDD方式について、初心者の方にも分かりやすく解説致します。

NDD方式は、国内FXで主に採用されているDD方式と比較すると、透明性と公平性が高いという特徴があります。

この仕組みをしっかり理解することで、「国内FXよりも海外FXの方が稼ぎやすい」と言われる理由が見えてくるでしょう。

今回は以下の内容を解説しますので、海外FX初心者の方はぜひご参考ください。

  • NDD方式とは?基本的な仕組みを解説!
  • NDD方式のECN方式STP方式とは?
  • NDD方式の主な特徴4つ
  • NDD方式を採用しているおすすめの海外FX会社をご紹介!

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NDD方式とは?仕組みを解説!

ここでは、海外FXで主に採用されているNDD方式の基本的な仕組みについて、初心者向けに解説致します。

NDD方式とは、トレーダーが注文をしてFX業者を経由する際の処理方法の1つです。

FXの処理方法は、主に以下の2種類に分けられます。

  1. NDD方式
  2. DD方式

NDDは「Non Dealing Desk(ノン・ディーリング・デスク)」の略語で、その名の通り「ディーリング・デスクを介さない処理方法」という意味です。

ディーリング・デスクとは、トレーダーからの注文を受け取るか拒否するかの判断を行うディーラーのことを言います。

つまり、NDD方式では、FX会社がトレーダーから注文を受けた際、ディーラーを通さずインターバンク市場(金融機関)にそのまま注文を流す仕組みになっています。

NDD方式とは

この場合、FX会社はあくまでトレーダーとインターバンク(金融機関)をつなぐための存在ということになります。

DD方式との違い

NDD方式に対して、DD方式(Dealing Desk)では注文の際、ディーリング・デスクを介します。

DD方式との違い

DD方式ではトレーダーの全ての注文がカバー先の金融機関に流されるわけではありません。

一度、FX会社のディーラーが「トレーダーの注文をカバー先に発注するかどうか」を判断し、その後でディーラーがインターバンク市場で取引をする仕組みになっています。

多くの国内FX会社では、このDD方式を採用しています。

DD方式の特徴を詳しく知りたい方は以下の記事をご参考下さい。

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DD方式とは?

NDD方式には「ECN方式」と「STP方式」の2種類がある

NDD方式の種類

海外FXで主に採用されているNDD方式の中には、さらに以下の2種類の方式があります。

  1. ECN方式
  2. STP方式

ここでは、2つの違いを海外FX初心者向けに解説致します。

①ECN方式(口座)とは?

ECN方式

FXの「ECN方式」とは、トレーダーの注文が直接インターバンク市場に流され、売買の注文が合致すれば、コンピューターによって自動的にマッチングされる仕組みのことを言います。

ECNは「Electronic Communications Network」の略語で、直訳すると「電子取引所」という意味になります。

ECN方式の最も大きな特徴として挙げられるのが、原則、約定拒否がないということです。

また、提示されるスプレッドにFX業者は全く関与しておらず、インターバンク市場のスプレッドがそのまま表示されていますので、全ての注文方式の中で最も透明性が高い方式と言えます。

ECN方式を採用しているFX業者は、STP方式を採用している業者よりも一般的にスプレッドが狭く設定されているものの、取引毎の手数料が高い傾向にあります。

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②STP方式(口座)

STP方式

FXの「STP方式」とは、トレーダーの注文をFX業者が流し、カバー先のLPから提示されてくる最も最適なレートとマッチングさせる仕組みです。

LPとは、海外FX業者と提携している大手金融機関のことを言います。

STP方式を採用している会社では、カバー先のLPのレートを参照して、レートにスプレッドを上乗せしてトレーダーへ提示します。

通常、スプレッドはECN取引よりも広くなりますが、手数料が無料であることが多いのが特徴です。

はたけ
NDD方式はDD方式よりも透明性が高いという特徴がありますが、ECNとSTPを比較すると、より透明性の高い取引ができるのはECN方式ということになります。

FXのNDD方式の特徴4つ

FXのNDD方式の特徴4つ

ここでは、海外FX初心者向けにNDD方式の特徴をご紹介します。

主に、以下の4つがあります。

  1. 取引の透明性が高い
  2. 約定拒否やスリッページなどが起こりにくい
  3. スキャルピングも許容しているケースが多い
  4. DD方式よりスプレッドが広い

①取引の透明性が高い

海外FXで主に採用されているNDD方式の最大のメリットは、取引の透明性が高いことです。

国内FXで主流となっているDD方式では、トレーダーの利益がFX業者の損失になります。

そのため、不透明な価格レートの提示や、「FX業者にとって不利な取引は約定させない」といった不公平な取引が行われている可能性があります。

一方NDD方式の場合、トレーダーが勝っても負けてもFX会社の利益は変わりません。

むしろトレーダーが勝った方が、取引量が増えてFX会社の利益となるため、トレーダーにとって不利な取引をさせる必要がありません。

そのため、初心者に限らずFXに精通しているトレーダーは、透明性が高いNDD方式を好む傾向にあります。

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②約定拒否やスリッページが起こりにくい

約定拒否

NDD方式の特徴2つ目は、約定拒否やスリッページが起こりにくいことです。

約定拒否とは:
FXのトレードで注文を出しても、約定されない状態のことです。 リジェクトと呼ばれることもあります。
スリッページとは:
注文した時のレートと、実際に約定した時のレートが異なる状況を指します。

海外FXで主に採用されているNDD方式では、トレーダーが注文した時にFX業者のディーラーが介入する余地がありません。

そのため、ディーラーの裁量で約定を拒否したり、スリッページを起こすよう操作することが出来ません。

実際に、海外FXの方が国内FXに比べて約定力が高いというのは有名な話です。

特にECN方式の場合は注文がコンピューターによって即座にマッチングされるため、約定拒否という概念がありません。

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③スキャルピングも許容しているケースが多い

NDD方式の特徴3つ目は、スキャルピングも許容しているケースが多いことです。

スキャルピングとは、数秒~数分の短い時間の取引を繰り返して利益を積み上げていく、FX手法の1つです。

DD方式を採用している国内業者では、短い時間で多くの取引が行われるとディーラーのカバーが間に合わなくなってしまいます。

そのため、スキャルピングが禁止されているケースがほとんどです。

一方NDD方式の場合、トレード回数が増えれば増えるほどFX会社の利益となるため、スキャルピングはむしろ歓迎されています。

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④DD方式よりスプレッドが広い

DD方式よりスプレッドが広い

NDD方式の特徴4つ目は、DD方式よりスプレッドが広いことです。

NDD方式を採用しているFX会社では、トレーダーが稼ぎやすい仕組みになっているため、そのままだとFX業者の利益がありません。

そこでスプレッドや取引手数料を高く設定し、自社の利益としています。

国内FX業者が採用しているDD方式では、トレーダーにとって不利な取引をされることがあるため、スプレッドが低くてもFX会社の儲けが出る仕組みになっています。

一般的に、国内FXのスプレッドが安いと言われる理由はそのためです。

しかし、NDDを採用しているFX会社でも、TitanFXのようにかなり狭いスプレッドを提供している会社もあります。

はたけ
初心者の方がFX会社を選ぶ際は、スプレッド面についても比較検討することをおすすめします。

NDD方式を採用しているおすすめの海外FX会社

NDD方式を採用しているおすすめの海外FX会社

NDD方式は、多くの海外FX会社が採用している注文方式となります。

しかし中にはDD方式を採用している海外FX会社も存在しますので、会社を選ぶ際は事前にしっかり確認しておきましょう。

ここでは、NDD方式を採用している初心者向けの海外FX会社をご紹介します。


  • GEMFOREX
  • XM
  • AXIORY
  • HotFOREX
  • FBS
  • LAND-FX
  • TitanFX
  • BigBoss

もちろん、上記以外にもNDD方式を採用している海外業者は数多くあります。

はたけ
以下の記事では、上記の中でも特におすすめの海外FX会社を厳選してご紹介しています。NDD方式が採用されているだけでなく、レバレッジ上限や最低取引単位など、初心者におすすめの条件を加味した上で解説していますので、ぜひご覧ください!

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NDD方式を採用する海外FXでより利益を出す方法

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