FX自動売買のフォワードテストとは？見る際の注意点について解説！

この記事を最後までご覧頂くことで、上記のような疑問を解決することが出来ます。

FX自動売買においてフォワードテストはとても重要なものとなりますので、しっかりと理解を深める必要があります。

FX自動売買フォワードテストの概要

FX自動売買運用では、勝てるストラテジーを選ぶ必要が有ります。

インターネット上、特にヤフオク等、様々な「勝てる」と自称されている自動売買があふれています。

しかし、それらの信頼性は高いとは言えません。

なぜならば、フォワードテストを公開しているEAがほとんどないからです。

FX自動売買のストラテジーの信頼性を計る上で、フォワードテストは大変重要なものとなります。

信頼性を計る指標として最も優れているフォワードテストを参考にすることが大切なわけです。

以下の項目では次の2つのポイントについて詳しく解説致します。

1. フォワードテストとは？
2. バックテストと何が違う？

フォワードテストとは？

フォワードテストとは簡単に言うとストラテジーを稼働させてから現在までトレードをした履歴データのようなものです。

フォワードテストは、嘘偽りないテスト結果と言えます。

現在の相場において、スプレッドやスリッページ等の影響も加味されており、実際にトレードしていたらどうなっていたかが判断出来ます。

そういった意味でもフォワードテストは、非常に信頼性の高いデータです。

バックテストとの違い

フォワードテストと同じようにストラテジーの成績を計る指標にバックテストがあります。

フォワードテストが、現在の相場における実績とすれば、バックテストは過去の実績です。

「もし過去に稼働させていたらどうなっていたのか？」という指標になります。

この性質上どこまでも過去に遡ることが可能で、広い範囲のデータが集まるのがメリットです。

しかしバックテストはデモトレードですらなく、ただのシュミレーションです。

スプレッドやスリッページの影響などは加味されておらず、従って、その信頼性は高くありません。

スプレッドなどを設定してより実戦に近い形をシュミレーションすることはできるもののやはりフォワードテストには及ばないでしょう。

もちろん参考程度にはなりますが、注意も必要です。

何故なら、バックテストの結果は簡単に良くすることが可能だからです。

先に挙げた通りこれは過去に稼働させていたらどうなっていたかを表すものなので、ストラテジーの方を過去に回していたら勝てるよう設定しておけば簡単に成績は良くなります。

過去のチャートを見ればいつどのタイミングでトレードしていたら勝てていたかは明白です。

このため、過去に勝てていたストラテジーを作るのは難しくありません。

FX自動売買フォワードテストの注意点

フォワードテストの結果は、FX自動売買でこの上なく信用できます。

しかし、フォワードテストの結果を見てストラテジーの購入やダウンロードを決めるのは少し早いです。

まず、フォワードテストの結果を見せられたからといってそれが本当にテスト結果なのかどうかという問題があります。

画像ベースでフォワードテスト結果を公開しているEA販売所がありますが、画像編集によって事実と異なる結果を載せている可能性も捨てきれません。

しかし、ゴゴジャンやテラスなどの金融庁の許可を得ているEA販売所であれば話は別です。

金融庁の許可を得ている業者が偽りのフォワードテストを載せるとは考えにくいです。

これは、素直に信じて問題ないでしょう。

また、フォワードテストの結果が良いからといって実際に自分が勝てるとは限りません。

たまたまそのストラテジーと相性がよいタイミングの相場だったから勝てている可能性があります。

従って、相場との相性が良くない時にどうするのかを模索することが求められます。

もしゴゴジャンやテラスでEAを購入するのであればこういった点をよく検討してからにしましょう。

10万円単位のEAが普通なので、決して安い買い物ではありません。

数字やデータだけでなく、リアルな口コミやプロの意見を参考にするなど、慎重に決めることが大切です。

FX自動売買フォワードテストのまとめ

この記事では、FX自動売買におけるフォワードテストについて、次のポイントを解説致しました。

• FX自動売買フォワードテストの概要
• FX自動売買フォワードテストの注意点

FX自動売買購入の際は、必ずバックテストのみならず、フォワードテストの結果も確認するようにしましょう。

また、画像ベースのフォワードテストの場合、それが本当に正しい結果なのか、注意深くリサーチするのも忘れないようにしてください。